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2014年7月 1日 (火)

人吉の「新温泉」、時空を超えるレトロな銭湯体験が新鮮

人吉球磨地方には、良質の湯がこんこんとわき出るすばらしい温泉がたくさんあります。今回はゆうばがわのオススメ温泉のひとつをご紹介したいと思います。

JR肥薩線人吉駅から歩いて7~8分ぐらいのところに「新温泉」という、たまらなく渋い銭湯があります。現在、人吉市内には昔ながらの公衆温泉のほか、旅館やビジネスホテルを含めると約30件の立ち寄り温泉があるのですが、そのなかでも「新温泉」は入湯料300円で時空を超えるディープな銭湯体験ができるのです。

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「新温泉」は、昭和6年(1931年)に創業。戦前に建てられた姿がそのまま現存し、80年以上にわたって地元の人たちの暮らしに密着してきた貴重な公衆温泉です。

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「女湯」のエントランス。建物の正面から左側が女湯で、右側が男湯です。「こんにちは!」すりガラスがはめ込まれた木の扉をドキドキしながらそっと開けると、入り口の番台に座っていたおかみさんが「いらっしゃい」と愛想よく出迎えてくださいました。

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おかみさんに300円を渡して、入り口で靴を脱ぎます。振り返った瞬間、「おおっ!!!」 古き良き昭和の雰囲気がそのまま残るレトロな空間におそらく訪れた人は誰もが感動することでしょう。
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昭和40年代に「時間ですよ」という下町の銭湯を舞台にしたTBSの人気ドラマがありましたが、ここはまさにその世界です。「新温泉」には昔ながらの銭湯のよさが今もリアルに生き続けています。入口の番台、脱衣所に置かれていた体重計やぶらさがり健康器、常連さんが置きっぱなしにしている洗面道具、そして方言での楽しそうなやりとり・・・デジタルネイティブ世代といわれる若者がここに来たら、きっと何もかもが新鮮に感じられると思います。

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おかっぱ頭の赤ちゃんがバケツで行水をしているポスター。やたらと派手で目がチカチカする今どきのネット広告と違って、昔の手書きの看板広告はリアルな人間味があふれていてすごくインパクトがあります。

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番台のおかみさんの話によると、「新温泉」は昭和6年に営業を始めたそうです。当時の人吉ではまだ温泉が少なくて珍しかったことと、この温泉を掘削して開業した先代(おかみさんの祖父にあたる方)の名前が新三郎さんだったことにちなんで、「新温泉」という名前がつけられたのだそうです。

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ガラス戸を開けて、またまたビックリ。そこにあるのは、創業当時のままのシンプルな湯船と洗い場だけです。

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よけいなものは何もいらない。柔らかなお湯にゆっくりと身をゆだねる至福のひととき♪

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昼間はガラス越しに透ける陽射しが何とも心地よいのです。お風呂や脱衣場もおおらかで開放的な雰囲気満点。「どこから来たとね?石けんは持ってきとるね?」。地元の常連さんが気さくに声を掛けてくださるのでうれしくなって、私も球磨弁でおしゃべり。こういうコミュニケーションがやっぱりよかね!

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「新温泉」はまさに「温故知新」の湯。ものすごく古い公衆温泉なのに、この空間のすべてが新鮮に感じるのです。幾多の歳月を経てもなお、昔と変わらない姿をとどめるこの場所は、地元の暮らしや歴史に根づいたまさにかけがえのない文化財のような存在です。

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かけ流しで良質の温泉が300円、昔ながらの独特の雰囲気が満喫できるなんて、東京の友達が知ったらみんな驚くでしょうね。全国的に見ても、人吉の銭湯はとてもコストパフォーマンスにすぐれているのではないかと思います。とにかくどこに行ってもお湯のクオリティが高い!ほかにも人吉には私のお気に入りのディープな温泉があるので、またあらためてレポートしてみたいと思います。人吉駅の列車の待ち時間に、ふるさとに帰省したついでに、たまには地元の公衆温泉を訪ねてみると多くの発見があって楽しいですよ~。

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■新温泉(しんおんせん)

料金:大人300円、小学生120円、幼児60円
営業時間:13:00~22:00
定休日:第一月曜日
住所:熊本県人吉市紺屋町80
☎ 0966-22-2020

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